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光コラボの事業者変更を解説、IPv6接続方法とIPv4 over IPv6方式に注意

事業者変更

出典:NTT西日本

フレッツ光から光コラボへの『転用』に続き、2019年7月1日から、工事不要で光コラボから光コラボへの『事業者変更』が可能になりました。

ひかり電話の番号変更もなしで、光コラボの乗り換えが可能です。

これまでは光コラボを一旦解約すると、電話番号も解約に。そのため、同じ電話番号を継続的に使うのが困難でした。

この記事では光コラボ事業者変更の手順と注意点を解説します。

 

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光コラボの事業者変更手順

光事業者変更

光コラボ事業者変更の手続きは、NTT東日本・NTT西日本の公式サイトで公開されています。

NTT東日本 | 事業者変更に伴うNTT東日本とのオプションサービスご契約にあたり、ご確認いただきたい事項 | 事業者変更のお手続き | 各種お手続き | サポート | フレッツ光
光コラボレーション事業者さまが提供する光アクセスサービスの事業者変更のお手続きのページです。FLET'S光で、光インターネットをはじめよう!光回線、Wi-Fi(無線LAN)、IP電話など【フレッツ光公式 | NTT東日本】
光コラボレーション(コラボ光)の事業者変更・乗り換え|フレッツ光|NTT西日本公式
コラボ光の事業者変更をご検討中のお客さまへご案内ページ。事業者変更のお手続き手順はこちらからご確認いただけます。【NTT西日本|フレッツ光公式】

手続きは始めに、現在契約中の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を受け取ります。通常、契約中の光コラボ事業者サイト「My page」等から申請できます。

次に、移転先の事業者へ申し込み。契約者名と利用する住所、以下を伝えます。

  • 事業者変更承諾番号
  • NTTお客様ID(CAFまたはLで始まる番号)
  • ひかり電話番号※利用中の場合

事業者変更承諾番号の有効期限は発番日を含めて15日間。この間に申し込み手続きを完了します。

有効期限を過ぎた承諾番号は無効になります。
無効となった場合、現在契約中の解約申請は解除となり、引き続き契約は継続になります。再度、事業者変更承諾番号を申請することも可能です。

携帯電話のMNPと手順は似ていますが、大きく異なるのは有効期限内に移転する必要がないことです

事業者変更のスケジュール

  • 月始め
    契約中の光コラボに「事業者変更による解約申請」
    会員サイト等から申請
  •  
    「事業者変更承諾番号」の発番
    メール通知。有効期限は発番日から15日間
  •  
    移転先の光コラボへ「事業者変更による利用申込」
    電話または公式サイトから申込
  •  
    書類到着
    接続ID、パスワード等が記載
  • 月末
    光コラボの移転
    (接続先の設定変更)

光コラボの解約は、月額利用料金の日割りがなく月末解約。一方、契約時は日割り(または無料)が一般的です。

事業者変更による解約申請は月始めにするのが最もスムーズに行きます。

移転時のトラブルに備え、月の下旬に契約の重複期間を設けてスケジュールを組むのがおすすめです

利用中のインターネット環境はそのまま

光コラボの事業者変更は、利用中の回線(フレッツ光ネクスト)はそのまま。インターネットの接続事業者だけを変更します。

光コラボ事業者からレンタル中のNTT製OUNまたはホームゲートウェイは、事業者変更の際に返却する必要はありません

ひかり電話の一般的なオプションもそのまま引き継げます。
※プロバイダ独自のサービス等は不可のため要確認

工事費なしで、インターネット環境を変えることなく、ONUまたはホームゲートウェイもそのまま継続利用するのが事業者変更です

光コラボの事業者変更はIPv6接続に注意

事業者変更でIPv6サービスを継続利用する場合は注意が必要です。

ホームゲートウェイを継続利用する場合、IPv6対応ルーターが必要なのか、不要なのか。IPv6対応ルーターを継続利用する場合は、そのまま利用できるのか。

光コラボのIPv6サービスは事業者によって方式が異なります。事業者変更によって方式が変わる場合は注意が必要です。

事業者変更が完了すると、旧事業者の契約はその時点で終了しますが、IPv6サービスだけが月末解約になるケースがあります。その場合、IPv6サービスも同時解約になるよう手配が必要です。

旧事業者のIPv6サービスが継続されたままでは、たとえ事業者変更を完了してもIPv6サービスは利用できなくなります。

事業者変更後の通信トラブルは、IPv6接続が原因と言っても過言ではありません。

IPv4 over IPv6通信

IPv4overIPv6

光コラボのIPv6は「IPv4 over IPv6」に対応しています。

IPv4 over IPv6とは、IPv4通信もIPoE方式IPv6接続できる技術です。従来のPPPoE方式IPv4接続が不要になれば、インターネット接続にIDとパスワードが不要になります。

IPv6接続はホームゲートウェイだけで対応できるケースもあります。

IPv6接続でルーターを利用する場合は、IPv4 over IPv6の方式(MAP-EまたはDS-Lite)に適合した機種が必要。ホームゲートウェイと併用する場合は、ホームゲートウェイのルーター機能を利用しません。

IPv6対応ルーターは事業者から無償提供されることがほとんど。もし自前でルーターを用意する場合は、IPv4 over IPv6の方式を確認する必要があります。

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まとめ

光コラボの解約は、月額料金に日割りがありません。月末解約になります。このため、事業者変更は月末または下旬に移転日を設定するのがおすすめです。

事業者変更による解約だけでは、移転日にIPv6サービスを切り替えができないケースがあります。IPv6サービスの同時解約も必要です。

IPv4 over IPv6の利用にルーター設置が必要な場合は、方式がMAP-EなのかDs-Liteなのか確認が必要。事業者推奨または提供機種を使用するのが間違いありません。

何らかの事情で事業者変更後にIPv6(IPv4 over IPv6)接続ができない、IPv4サイトが閲覧できない場合でも、従来のIPv4(PPPoE)接続は可能です。

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