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【DTI光→ぷらら光】光コラボの事業者変更をやってみた

事業者変更

光コラボの事業者変更をしました。

おすすめ記事 光コラボ事業者とは、変更の手順

新しく始まった制度のため、直ぐに正確な情報を事業者から得るが困難でした。両事業者に電話問い合わせをするも、異なるアドバイスに戸惑うばかり。正しいと思われる情報に行きつくには大変な労力を要しました。

変更でつまずいたのはIPv6とIPv4。

IP接続については、何度ネットで調べてみても理解するのが難しく、事業者変更を経験して新たな知見を得ました。

この記事では、実際に光コラボの事業者変更を行ってみてわかった変更手順と注意点をお知らせします。

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光コラボの事業者変更にチャレンジ

事業者の変更は「DTI光」から「ぷらら光」です。

変更理由はブログネタにするため。「DTI光」に不満があったわけではありません。

どちらも月額料金は同じ、しかも最低利用期間がないので違約金なしで解約できます。移転先の「ぷらら光」は事務手数料も不要です。

手間とリスクは伴うものの、光コラボの事業者変更にチャレンジしてみました。

利用中のインターネット環境

利用中の光コラボの卸元は、NTT西日本「フレッツ・光ネクスト ファミリー・スーパーHS隼人」。

NTT製のホームゲートウェイ「PR-500KIをレンタル
※IPv6対応

ひかり電話を使用。オプションとして以下のサービスも

  • ダブルチャンネル
  • マイナンバー
  • 発信者番号通知表示
  • 着信お知らせメール
上記のインターネット環境を変えることなく(ホームゲートウェイもそのまま)工事費もなしで、光コラボの事業者変更が可能です

変更前の光コラボ事業者「DTI光」

DTI光と契約するときの事務手数料(初期費用)

新規転用事業者変更
800円1,800円1,800円

DTI光の月額料金

ファミリー(戸建)マンション
4,800円3,600円

 

 

DTIのIPv6サービス名は「v6プラス(IPv4/IPv6)」。
契約当初はIPv4(PPPoE)接続ですが、無料でオプションのIPv6サービスに申し込みできます。

VNE事業者は日本ネットワークイネイブラーになります。

2019年6月26日、DTI光はVNE事業者をNTTコミュニケーションズに変更。「v6プラス」に代わり「OCNバーチャルコネクト」を提供。

「DTI光」の請求明細

DTI光の請求明細

解約は日割りがなく、月途中でも月末解約になります。

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変更後の光コラボ事業者「ぷらら光」

ぷらら光と契約するときの事務手数料(初期費用)

新規転用事業者変更
0円0円0円
※事業者変更転出時は手続き費3,000円

ぷらら光の月額料金

ファミリー(戸建)マンション
4,800円3,600円

 

 

ぷらら光のIPv6サービス名は「ぷららv6エクスプレス」。
契約当初からIPv6(IPoE)が利用できます。

ぷらら光のVNE事業者はNTTコミュニケーションズ(OCN)。

IPv4をIPoE(IPv4 over IPv6)方式で接続するには別途ルーターが必要。無料でレンタルできます。

事業者変更の申し込み

ぷらら光への事業者変更は、申し込み時点で「承諾番号の有効期限の残日数が7日以上必要」です。

事業者変更承諾番号の有効期限は15日間。この間に移転先への申し込みが必要です。移転日はそれ以降でも構いません。
解約申請から移転まで、約1ヵ月のスケジュールが理想です。

公式サイトの申込フォームでは、移転日は申し込み日より21日後以降になります(2018/8 時点)。

「ぷらら光」の請求明細

ぷらら光の請求明細

7月29日から契約開始。
請求明細を見ると、7月分の請求はすべて日割り(3日分)料金です。

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オプションサービス等の継続

ひかり電話のオプションサービスは、そのまま同料金で引き継ぎます。DTI光の「マイナンバー」は、ぷらら光では「追加番号」に名称変更されています。

ホームゲートウェイは両者ともレンタル代は無料。

無線LANカード(100円/月)がDTI光は無料でしたが、ぷらら光では有料になりました。

光コラボの事業者変更手順

光コラボ事業者変更の手続きは、NTT東日本NTT西日本の公式サイトで公開されています。

光コラボの事業者変更を解説、IPv6接続方法とIPv4 over IPv6方式に注意
出典:NTT西日本 フレッツ光から光コラボへの『転用』に続き、2019年7月1日から、工事不要で光コラボから光コラボへの『事業者変更』が可能になりました。 ひかり電話の番号変更もなしで...

<参考>光コラボ事業者変更のスケジュール

  • 7/3
    DTI光に事業者変更による解約申請
    会員サイト「MyDTI」から申請
  • 7/5
    事業者変更承諾番号の発番
    メールにて受領。発番日は前日の7/4、有効期限は7/18
  • 7/6
    ぷららへ事業者変更による利用申込
    電話または公式サイトから申込可能
    移設希望日を7/29に設定
  • 7/10
    ぷららから書類到着
    郵送で「ぷらら会員情報」受け取り
  • 7/29
    ぷらら利用開始日
    回線工事なし、接続切替は自前で

光コラボの解約は、月額利用料金の日割りがなく月末解約。一方、契約時は日割り(または無料)になります。

移設日を翌月1日に設定すると、解約も翌月になり、月額料金が丸々二重払いになるのでご注意を。

事業者変更による解約申請は月始めにするのが最もスムーズに行きます。

移転時のトラブルに備え、月の下旬に契約の重複期間を設けてスケジュールを組むのがおすすめです

光コラボ事業者変更の当日(切り替え作業)

以下はホームゲートウェイを利用するケースです

光コラボ事業者変更の手続きを終え、移転予定日を迎えました。ところが、手元にあるのは、ぷららから郵送されてきた「ぷらら会員情報」だけです。

「ぷらら会員情報」には、接続設定情報としてユーザーIDとパスワードなどが記載されています。具体的な「切り替え手順」等のマニュアルは一切ありません。

移転予定日に勝手に切り替わるの?
取り敢えず、この日は様子見。

移転予定日の翌日、インターネットは利用できましたが、どうやらプロバイダーは変わっていない様子。このままでは、月が替わると利用できなくなります。

早速、ぷららへ連絡。
サポートから頂いたアドバイスでもプロバイダの切り替えができません。

DTIのサポートでようやく解決。
というか、DTIも事業者変更の手順がよくわかっていなかったようです。
※始まったばかりの制度なので仕方がありません・・・

本来、ホームゲートウェイの接続設定画面を弄れば、切り替えは可能です。

DTI光はIPv6サービスに申し込むと、接続はIPoE(IPv4 over IPv6)方式に切り替わり、ホームゲートウェイから接続先設定の変更ができなくなります。つまり、契約が切れる月末まで、接続先の変更ができません。

月末より先に、切り替え作業をする場合は、先にIPv6サービスの解約をDTIに連絡する必要があります。

ホームゲートウェイの設定変更

DTI光のIPv6サービスが解約されると、ホームゲートウェイ(PR-500KI)の接続設定が有効になります。
この画面からぷらら光のPPPoE接続のIDとパスワードを入力します。

ただし、このままではIPv4接続はPPPoE方式のままです。折角のIPv6が有効に利用できません。

DTI光の「v6プラス」はホームゲートウェイ(PR-500KI)だけでIPv6サービスに対応できましたが、ぷららの「ぷららv6エクスプレス」はOCNバーチャルコネクト対応のWi-Fiルーターを別に用意しなければなりません。

\詳しくは別記事で/

ホームゲートウェイ+ルーターでIPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)接続する設定方法
光コラボの事業者変更にともない、ホームゲートウェイ(PR-500KI)の接続変更を行いました。IPoE方式IPv6接続(IPv4 over IPv6)サービスは継続利用。事業者が変われば、IPv4 over IPv6の接続方式も変わるケース

インターネット速度テストの比較

スピードテスト
検索

事業者変更の前後でインターネット速度テストをしてみました。

スピードテスト1

画像はぷらら光の平均的な速度です。
通信速度はテストのタイミング次第で大きく変わります。比較は難しいですが、DTI光でもこれくらいの速度は出ていました。

VNE事業者はぷらら光がNTTコミュニケーションズ、DTI光は日本ネットワークイネイブラー。

どちらもIPv6接続です。

事業者変更による通信速度のアップは、あまり期待しない方が良さそうです。

まとめ

光コラボ事業者の移転後、郵送されてきた書類は「会員登録証」と接続マニュアル、活用ガイドなど。接続マニュアルは新規契約者対象のもので、事業者変更用の接続変更マニュアルはありませんでした。

IPoE(IPv4 over IPv6)の通信方式が変わらなければ、スムーズに移転できるのかもしれません。

DTI光からぷらら光への事業者変更は、「事業者変更による解約申請」だけでは、移設日に接続変更ができませんでした。

原因はホームゲートウェイがぷらら光エクスプレスのIPoE(IPv4 over IPv6)に対応しないこと。

「IPv4 over IPv6」には3つの方式があります。DTI光とぷらら光は同じ「MAP-E方式」でしたが、利用できるルーターが異なります。

おすすめ記事 IPv4 over IPv6の通信方式

事業者変更によりIPoE(IPv4 over IPv6)の通信方式が変わる場合は、事前に設定変更の手順を各事業者に確認することをおすすめします。

 

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