固定回線・光インターネットを新規で契約すると、立ち合い工事(派遣工事)が必要です。
工事費用は回線事業者によってまちまち。
そこで、各回線事業者の工事料金をまとめました。
NTT 東日本・西日本 フレッツ光ネクストの工事費
フレッツ光ネクストの工事費(NTT東日本・NTT西日本)
建物 | 派遣工事 | 屋内配線の新設 | 工事費用 |
---|---|---|---|
マンション | あり | する | 16,500円 |
しない | 8,360円 | ||
なし(無派遣工事) | 2,200円 | ||
戸建て (ファミリー) | あり | する | 19,800円 |
しない | 8,360円 | ||
なし(無派遣工事) | 2,200円 |
オプションサービスを利用する場合、工事の内容によっては上記金額の他に追加工事費用が発生。土日祝日や工事実施時間帯によっては追加工事費用がかかります。
支払方法は一括払いまたは分割払い。
参考 NTT東日本公式ページ
フレッツ光回線を利用する「光コラボ」の工事費は、一部の事業者を除きNTT直の工事費と同額です。支払方法も一括払いまたは分割払いが選択できます。
光コラボ事業者数は2020年9月時点で578社。
参考 NTT西日本公式ページ
その内、申し込み先として検討できる光コラボは10社程度です。
派遣工事なし(無派遣工事)
光コラボに限り、転用または事業者変更での申し込みは、派遣工事がありません。
新規契約でも、NTTフレッツ光回線が導入された賃貸住宅は、派遣工事を必要としない場合があります。
前入居者が光インターネットを契約していれば、無派遣工事になる可能性は大です。
賃貸がひかり配線方式であれば、室内の「光コンセント」で判断できます。
工事費がNTTと同料金の光コラボ
\ 公式サイトで確認 /
DOCOMO、OCN、PLALA、RAKUTEN、BIGLOBE、NIFTY、EXCITE、DTI、EN
工事費がNTTより高い光コラボ
NTT直の光回線工事費よりも高い光コラボがあります。
工事費が分割払い一択、キャンペーンで無料になる場合は、解約時に残額を請求されるので注意が必要です。
SoftBank光の工事費
SoftBank光の工事費は派遣工事がNTTよりも高額になります。支払いは一括または分割払いの選択が可能。
建物 | 派遣工事 | 屋内配線の新設 | 工事費用 |
---|---|---|---|
マンション 戸建て | あり | する | 26,400円 |
しない | 10,560円 | ||
なし | 2,200円 |
So-net光プラスの工事費
So-net光プラスの新規申し込みは、派遣工事の有無にかかわらず、工事費は一律で26,400円(税込)。
支払いは36回払いの一択。1カ月目は990円、2カ月目から36カ月までは726円。
毎月、工事費分が割引で実質無料に。ただし、途中解約をすると、未払い分は一括支払い。
光コラボ以外の回線事業者
光インターネットサービスはNTTまたは光コラボ以外でも提供されています。
KDDI株式会社は「auひかり」を共同住宅向けに全国展開、戸建ては関東(東京電力)エリア限定でサービスを提供。東京電力エリア外では、電力会社の系列会社等がサービスを提供しています。
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は「nuro光」を北海道から九州までエリア限定で提供しています。
光コラボ以外の回線工事はすべて派遣工事。無派遣工事はありません。
auひかりの工事費
auひかりの工事費はNTTよりも高額です。
建物 | 工事費用 |
---|---|
マンション | 33,000円 |
戸建て | 41,250円 |
支払いは一括または分割払いの選択が可能。
- マンション:23回
- 戸建て:23回・35回・60回から選択
eo光の工事費
関西電力エリアでは株式会社オプテージが「eo光」を提供。
eo光「戸建て」タイプの工事費は29,700円。
※「マンション」タイプは要確認
支払いは一括または分割払いの選択が可能。毎月、工事費分が割引で実質無料に。ただし、途中解約をすると、未払い分は一括支払い。
コミュファ光の工事費
中部電力エリアでは中部テレコミュニケーション株式会社が「コミュファ光」を提供。
コミュファ光「戸建て」タイプの工事費は20,570円。→無料
※「マンション」タイプは要確認
nuro光の工事費
nuro光の工事費は、
マンション、戸建てプラン一律で44,000円(税込)。
支払いは分割払いの一択。
- 契約期間なし:30回
- 2年契約:24回
- 3年契約:36回
2年契約と3年契約は「お申し込み特典」で毎月、工事費分が割引で実質無料に。ただし、途中解約をすると、未払い分は一括支払い。
解約で撤去費用がかかる回線事業者
auひかりと電力会社系列の共同住宅向け光インターネットサービスは、解約時に回線の撤去が必要です。費用は契約者が負担しなければなりません。
光コラボとnuro光は回線の撤去が任意。撤去の場合でも費用は回線事業者です。
契約縛りによる解約違約金は別記事でまとめています。